Jリーグ ヴィッセル神戸

神戸、ペルー代表ゲレーロ獲得へ日本戦視察か「イニエスタにかわるスター」

アンドレス・イニエスタ 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸は今月、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタの今夏退団を公式発表。イニエスタにかわるスター選手として、サッカー日本代表「森保ジャパン」の対戦相手であるペルー代表FWパオロ・ゲレーロの獲得に向かっているようだ。

 ゲレーロはバイエルン・ミュンヘンやハンブルガーSV、ブラジル1部コリンチャンスなど複数クラブを渡り歩いており、現在はアルゼンチン1部ラシン・クラブに在籍している。

 またペルー代表では2004年のデビューから100試合以上出場しており、2018年のFIFAワールドカップ・ロシア大会ではグループリーグ全3試合でプレー。2021年10月のカタールW杯南米予選を最後に代表から遠ざかっていたが、今月の東アジア遠征で復帰。16日開催の韓国戦ではキャプテンマークを巻いて先発出場すると、決勝ゴールをアシストしている。

 ペルー代表が20日に森保ジャパンとの対戦を控える中、ペルーメディア『trome』は「神戸はイニエスタに代わるスター選手を探しており、ゲレーロに注目している」とリポート。パナソニックスタジアム吹田開催の日本対ペルーを視察する可能性に触れた上で、「代表戦で納得のいくパフォーマンスを見せており、神戸にとって39歳という年齢は障害にならない」と綴っている。

 神戸の前線では、代表から遠ざかっているFW大迫勇也が今季ここまでJ1リーグで11ゴールと好調。一方でモンテネグロ代表FWステファン・ムゴシャは、3月4日のJ1第3節ガンバ大阪戦で途中出場して以降、リーグ戦のピッチに立っていない。