Jリーグ サンフレッチェ広島

J1広島ソティリウが残留示唆「日本人から尊敬されて…」契約延長検討も

ピエロス・ソティリウ 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島所属のキプロス代表FWピエロス・ソティリウが、日本での生活に言及。Jリーグの特徴や広島残留の可能性について語っている。

 同選手は浦和レッズからの関心が度々報じられる中、昨年8月にハンガリー1部ルドゴレツから広島へ完全移籍。来日1年目はJ1リーグ7試合の出場で1ゴールだった一方、YBCルヴァンカップ決勝のセレッソ大阪戦で同点ゴールと決勝ゴールをマーク。チームを優勝へ導き、大会MVPに輝いた。また今季はここまでリーグ戦8試合の出場で1ゴールをあげている。

 そんなソティリウは先日、キプロスのラジオ局『SPOR FM 95.0』のインタビューに対応。「日本に来てもうすぐ1年になるけど、日本の文化やプレーの仕方に慣れたよ。日本人の考え方を理解するのは難しいけど、それでも理解しようと努めているんだ

 「日本のサッカーは(今まで過ごしてきた場所とは)かなり異なっているように感じるね。日本人選手はよく走るし、力強いね」とコメントを残している。

 また自身の今後について聞かれると、「広島との契約は、まだ1年半残っている。(母国復帰の可能性については)今のところ、考えていないね。日本人はヨーロッパの選手を尊敬してくれるし、契約更新は間違いなく検討するよ。日本は興味深い国だしね」と広島残留の可能性を示唆。

 「長男は日本語を勉強しているけど、日本語はちょっと難しいね。私立のインターナショナルスクールに通っているし、彼にとっても良いことだと思うよ」と、家族の現状についても語った。

 なおソティリウは今月開催のEURO2024予選でキプロス代表に選出されていたが、左大腿部の負傷により代表辞退。現在は母国で治療にあたっているが、『SPOR FM 95.0』のインタビューで今月22日に再来日予定であることを明かした。