明治安田生命J1リーグ・北海道コンサドーレ札幌所属のMF高嶺朋樹(24)は、柏レイソルへ完全移籍の可能性が報じられている。そんな中、北海道コンサドーレ札幌サポーターが昨年のMF金子拓郎(25)のヴィッセル神戸移籍報道時と同じく、高嶺朋樹の残留を目的とした運動をツイッター上で展開している。
高嶺朋樹はコンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)の下部組織や筑波大学をへて、2020年に北海道コンサドーレ札幌のトップチームへ加入。プロ1年目からJ1リーグで30試合に出場すると、昨年から背番号「6」を着用。今季もリーグ戦26試合で先発出場と、中盤やディフェンスラインの一角で出場機会を確保していた。
同選手の去就については、今月12日になって柏レイソルへの完全移籍がほぼ確実と一部メディアが報道。下部組織時代も含めてコンサドーレ一筋であるだけに、北海道コンサドーレ札幌サポーターの間で衝撃が走っている。
そんな中、ツイッターでは「高嶺来年も札幌でやろうぜ」というハッシュタグ付きの言葉がトレンド入り。北海道コンサドーレ札幌が各々高嶺朋樹の姿やユニフォームなどをアップした上で、同選手に対する思いを綴っているのだ。
北海道コンサドーレ札幌所属選手では昨季終了直前、金子拓郎にヴィッセル神戸移籍の可能性が浮上。すると最終節の横浜FC戦でアウェイの地まで駆けつけたサポーターが「金子、来年も札幌でやろうぜ」と書かれた横断幕を掲出。結局、金子拓郎は今季も北海道コンサドーレ札幌の一員としてプレーしている。
サポーターからの強いメッセージもあり、金子拓郎の引き留めに成功した北海道コンサドーレ札幌。中盤で必要不可欠な戦力である高嶺朋樹の逆転残留が実現することはあるのだろうか。
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