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本田圭佑、日本代表のW杯最終予選苦戦に持論展開「相対的には周りの国が…」

本田圭佑 写真提供:Gettyimages

 日本代表はFIFAワールドカップ・カタール大会アジア最終予選でここまで3勝2敗と苦戦を強いられている。その中、かつて3度W杯の舞台に臨んだ実績をもつMF本田圭佑(35)が13日、自身の公式YouTubeチャンネルにおけるライブ配信で日本代表の問題点を指摘した。

 森保一監督率いる日本代表は、カタールW杯アジア最終予選のグループBでサウジアラビア、オーストラリア、中国、オマーン、ベトナムと同居する中、今年9月に行われた初戦・オマーン戦で0-1とまさかの黒星を喫する。そして中国戦に勝利した後、先月7日のサウジアラビア戦では完全アウェイの雰囲気の中で0-1と敗戦。森保一監督解任の可能性がささやかれたが、オーストラリア戦とベトナム戦を勝利で終えている。

 ただ、日本代表は5試合を終えた時点で首位サウジアラビアから4ポイント差、2位オーストラリアから1ポイント差の3位となっており、依然としてW杯予選敗退を危惧する声が上がっている。

 その中、本田圭佑は視聴者から「昔よりもチーム全体のレベルが上がったか」という質問に対して「確かにずっと昔の選手から僕らの時代をへて、さらに新しい若い選手たちがうまくなっているとは思うんですけど、相対的には周りの国がもっとレベル上げてるので。自分たちのレベルは上がってるかもしれないですけど、それが今の予選の危機にもつながっているわけじゃないですか」と見解を示している。

 なお、日本代表は16日深夜に敵地でオマーンとの一戦に臨む。グループ上位2か国がW杯本大会ストレートインという条件の中、日本代表にとってこれ以上勝ち点を落とすことは許されない。