Jリーグ 水戸ホーリーホック

水戸FW深堀隼平が岐阜へレンタル移籍「思い描いていたようなシーズンに出来ず…」

水戸ホーリーホック 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J2リーグの水戸ホーリーホックは26日、FW深堀隼平がFC岐阜へ2022年1月31日までの育成型期限付き移籍により加入することを公式発表している。

 現在23歳の深堀隼平は、2017年に名古屋グランパスの下部組織からトップチームへ昇格。2019年にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のヴィトーリア・ギマランエへレンタル移籍したが、復帰後も出場機会を確保できず、昨年に水戸ホーリーホックへ完全移籍。今季はここまでリーグ戦で12試合に出場して1ゴールをあげていた。

 同選手は水戸ホーリーホックのサポーターや関係者に対して「水戸ホーリーホックのファミリーの皆様。この度、育成型期限付き移籍でFC岐阜に移籍することになりました。今シーズンここまで、自分が思い描いていたようなシーズンに出来ず、途中でチームを抜けることになってしまい、自分に対する不甲斐なさと悔しさ、期待して下さっていた方への申し訳なさでいっぱいです」

 「自分はもっとやれる!こんなもんじゃない!と思っているので、それをこれから岐阜で証明して来ようと思います。試合結果だけでもチェックしてもらえたら深堀喜びます。岐阜の夏はとっても暑いと聞くので熱中症には気を付けて夏を乗り越え残りシーズン戦ってきます。中断までで11位。水戸ホーリーホックはもっと上の順位に行けると信じています。ファンサポーターの皆様、これからもスタジアムでの選手への後押し、よろしくお願いします。行ってきます!」とメッセージを送っている。

 また、FC岐阜への加入については「FC岐阜のファンサポーターの皆様。初めまして、水戸ホーリーホックから来ました深堀隼平です。サッカーを楽しむ心を忘れず、自分の特徴を出して、良い補強をしたなと思って頂けるように精一杯プレーしたいと思います!選手、スタッフ、ファンサポーター、FC岐阜に関わる全員の力で必ずJ2昇格しましょう。応援よろしくお願いします!」とクラブ公式サイトを通じて意気込みを語っている。

 なお、水戸ホーリーホックは深堀隼平が26日のトレーニングを最後にチームを離れることもあわせて発表している。