明治安田生命J2リーグのザスパクサツ群馬は25日、トップチームの選手1名とスタッフ1名の新型コロナウイルス陽性により、26日から5日間にわたり行う予定であった草津キャンプやファン・サポーター向け公開練習などの中止を公式発表している。
クラブの発表によると、当該選手とスタッフはともに23日に抗原検査及びJリーグ公式PCR検査を受けた上でトレーニングに参加。翌日もトレーニングに参加していたが、夜になって新型コロナウイルス陽性の判定を受けたとのこと。両者は直近数日間では無症状であり、現在も発熱等の症状はないという。また、濃厚接触者の有無については、現在保健所と協力のもと調査中としている。
その中、ザスパクサツ群馬は濃厚接触者の特定ができていないことを踏まえて、5日間にわたるトレーニングキャンプの中止を発表。くわえて、28日に開催を予定していたファン・サポーター向け公開練習や、29日のクラブ公式YouTubeでのライブ配信も中止することが決まっている。
横浜F・マリノスや横浜FCなど、複数のJリーグクラブが東京五輪開催による中断期間を利用してトレーニングキャンプを実施している。ザスパクサツ群馬にとって、キャンプ中止はJ2リーグ残留を目指す上で痛手になるかもしれない。
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