Jリーグ V・ファーレン長崎

V・ファーレン長崎、名倉巧の残留が決定!「正直、プロサッカー選手である以上…」

V・ファーレン長崎のサポーター 写真提供:Gettyimages

 明治安田生命J2リーグのV・ファーレン長崎は22日、MF名倉巧と2021シーズンの契約更新を行ったことを公式発表している。

 東京都出身の名倉巧は國學院大學久我山高校から2017年にFC琉球に入団。プロ1年目からJ3リーグ22試合でピッチに立ちJ2昇格に大きく貢献すると、2018年にはJ1リーグ初参戦のV・ファーレン長崎に加入する。移籍1年目こそリーグ戦3試合の出場に終わったが、昨季は手倉森誠監督もとでリーグ戦27試合に出場し5ゴールと頭角を現していた。

 同選手は契約更新のタイミングが1月下旬になった経緯について「応援してくださる皆様へ。契約更新のリリースが遅くなってしまい申し訳ありません。今年も長崎でプレーすることになりました。正直、プロサッカー選手である以上高いレベルでプレーしたいという気持ちが強くありました。プロとして限られた時間を1秒も無駄にできない中で、日本を代表する選手になるため、世界で戦える選手になるためにはどうしたらいいのか、自分はどうしたいのか、この決断は正しいのか、本当に悩みました」

 「ただ、社長をはじめ、強化スタッフ、そして吉田監督が僕を必要としてくれていることが本当に嬉しかったです。吉田監督を信じて一緒に戦いたいという想いが強く今回の決断に至りました。契約がまとまるのに時間をかけてしまい申し訳ない気持ちもありますが、この決断をした以上、腹を括って長崎のために全力で戦いたいと思います。昨年あれほど悔しい想いをした分、今年は僕たちが最高のシーズンにするんだという強い気持ちを持って戦っていきます。監督、スタッフ、チームメイト、サポーターと共に最高の結果を掴み取れるように頑張ります。選んだ道を自分の力で正解にできるように、自分を信じて頑張っていきたいと思います」

 「僕は優しすぎる長崎のサポーターが大好きです。スタジアムで背中を押してくれる心強いサポーターがいるからこそ僕は力強く戦えます。試合に出られない時も、怪我をした時も、見捨てずに応援し続けてくれた皆さんに恩返しができるように頑張ります。今年もよろしくお願いします!サッカーには夢がある!」とクラブ公式サイトを通じてコメントを残した。