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小国ジブラルタル、UEFA主催の公式戦にて初勝利を飾る快挙

 ジブラルタル代表が現地時間13日、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する公式戦で初勝利を収めた。現地時間13日、イギリスメディア『BBC』がこれを伝えている。

 UEFAネーションズリーグ・リーグDのグループ4に所属するジブラルタル代表は第3節でアルメニア代表とアウェイで対戦。キックオフのアンセムでは誤ってリヒテンシュタイン代表の国家が流れるなど、アウェイの“洗礼”を浴びる形となっていた。

 しかし試合では後半開始早々の50分にジブラルタル代表がPKを獲得すると、DFジョセフ・チポリーナがこれを確実に決めて先制ゴールを挙げる。

 以降はホームのアルメニア代表が前半と変わらずポゼッションを握り、35本にものぼるシュートを放ったものの、結局最後までゴールを奪うことができず、試合は1-0でジブラルタル代表が歴史的な勝利を収めた。

 なおジブラルタル代表は国際親善試合で2014年にマルタ戦で、そして2018年にラトビア戦で勝利を収めていることから、2013年のUEFA加盟以降において通算3勝目となっている。