リーグ・アン ニース

ニースの元悪童バロテッリ、コンディション管理不足で同僚から批判

 ニースのイタリア代表FWマリオ・バロテッリは現地時間22日に行われたリーグアン第6節・モンペリエ戦後にチームメイトから自身の姿勢について批判されているようだ。現地時間22日、フランスメディア『Canal+』がこれを伝えている。

バロテッリはイタリア代表への合流前、ニースへの他のチームメイトよりも2週間遅く合流した際に、体重の大幅増加という形で自身のコンディション管理不足を露呈しており、パトリック・ビエラ監督から厳しい指摘を受けている。

 また9月上旬に行われたUEFAネーションズリーグ第1節・ポーランド戦で先発出場を果たしたものの、低調なパフォーマンスに終わり、チームも1-1のドローに終わっていた。そして第2節・ポルトガル戦ではベンチ入りすらすることができず、スタンドからの観戦を強いられていた。

 同選手は前節のスタッド・レンヌ戦で招集メンバーから外され、欠場を余儀なくされていた。ただ今節のモンペリエ戦では招集メンバーに復帰し先発起用されたものの、低調なパフォーマンスに終わりチームも0-1と黒星を喫している。

 このバロテッリのパフォーマンスやトレーニングにおける姿勢などについてチームメイトであるDFダンテは「攻撃面で前進を図り、そして責任を負うのは彼にかかっている。彼はコンディションがそこまでよくないけど、それは彼自身ののトレーニング次第だ。彼は自分の置かれた現状をコントロールしなければならない」と語り、メディアを通じてバロテッリに批判的な言葉を送っている。

 今夏去就問題で揺れたものの最終的にニース残留に落ち着いたバロテッリだが、自身のコンディション管理不足はチームメイトからの批判を浴びる要因にもなっており、いち早い改善を図ることが同選手に求められている。