いよいよあと10日ほどに迫った2018/2019シーズンのセリエA。各クラブが順調に補強を進め、昨シーズンとは違った順位争いが期待できそうだ。今回は2018/2019シーズンに得点王となりうる、10人の候補をご紹介する。
パトリック・クトローネ
クラブ:ミラン
昨季得点数:10
昨シーズン10代ながら、PKなしで2ケタにゴール数を乗せたのがミランの新星クトローネ。二コラ・カリニッチやアンドレ・シウバを獲得したものの、最もゴールを生んだのは下部組織出身者だった。ゴンサロ・イグアインの加入により、起用法が変わるかもしれないが、大ブレイクの可能性は残している。
ジョバンニ・シメオネ
クラブ:フィオレンティーナ
昨季得点数:14
闘将ディエゴ・シメオネの息子は、新天地であるフィオレンティーナで14ゴールを記録。ジェノア時代のゴール数を2つ上回った。ナポリ戦でハットトリックを記録するなど、印象的な活躍を見せている。コンスタントに成績を残せるようになれば、得点王も夢ではない。
ゴンサロ・イグアイン
クラブ:ミラン
昨季得点数:16
昨季は16ゴールと、本来の実力からすると少し物足りない結果となったイグアイン。ただ、新天地で復活する可能性は大いにあるだろう。セリエAのシーズン得点記録を持つ同選手にも期待がかかる。
エディン・ジェコ
クラブ:ローマ
昨季得点数:16
昨シーズン大事なところで点を取ってきたのはジェコだった。リーグ戦でもチャンピオンズリーグでもだ。2016/2017シーズンに比べれば、大幅に数字を落としたものの、可能性は十分にある。
ドリース・メルテンス
クラブ:ナポリ
昨季得点数:18
マウリツィオ・サッリの下、点取り屋として覚醒したメルテンスは昨シーズンも18ゴールを記録。カルロ・アンチェロッティ新体制の下で、起用法などがどうなるか定かではないが、有力な候補の1人だ。
ファビオ・クアリャレッラ
クラブ:サンプドリア
昨季得点数:19
35際になるベテランストライカーは、スピードやアジリティの面で衰えを見せるものの、それを補うテクニックで昨季にキャリアベストとなる19ゴールを記録した。数字を伸ばすことは容易ではないが、ここにきて輝きを放つクアリャレッラも候補に入るだろう。
パウロ・ディバラ
クラブ:ユベントス
昨季得点数:22
昨季ユベントスで最も得点を奪った宝石も有力な候補の1人だ。FKから高確率で得点を奪えるのも大きな武器だ。クリスティアーノ・ロナウドの加入がどのような影響を及ばすかは定かではないが、確実に20ゴールは記録するだろう。
チーロ・インモビーレ
クラブ:ラツィオ
昨季得点数:29
昨季の得点王1人目がインモビーレだ。破壊力抜群のラツィオ攻撃陣を中心で支える選手だ。フェリペ・アンデルソンの離脱など、昨季とは環境が異なるかもしれないが、2シーズン連続で20ゴール以上を奪っている実力は疑いようがない。
マウロ・イカルディ
クラブ:インテル
昨季得点数:29
昨季の2人目の得点王がイカルディだ。ビッククラブへの移籍が噂されているが、残留濃厚だろう。ラジャ・ナインゴランやマッテオ・ポリターノなど、実力者の補強をインテルが重ねているだけに、チャンス(ゴールの機会)は増えるとみていいだろう。
クリスティアーノ・ロナウド
クラブ:ユベントス
昨季得点数:26(リーガ)
ユベントスに電撃加入したC・ロナウドは最大の候補と言って良いだろう。セリエA1年目のストライカーは苦労するといわれているが、その器に収まる選手ではない。世界最高峰の決定力はセリエAでも脅威となるはずだ。
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