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宇佐美貴史、W杯後に古巣復帰か。デュッセルドルフ残留交渉が難航

 日本代表FW宇佐美貴史のフォルトゥナ・デュッセルドルフ残留交渉が難航していると、19日のドイツ紙『エクスプレス』が報じた。

 所属元のアウクスブルクからのレンタルで2018/19シーズンをデュッセルドルフで過ごした宇佐美は、特にシーズン後半戦に活躍しチームの1部昇格に大きく貢献した。

 そのためクラブは宇佐美を完全移籍で獲得したい意向だが、アウクスブルクは金額が十分でないとしてオファーを断った。デュッセルドルフは既にヘルタ・ベルリンから期限付き移籍していた日本代表MF原口元気の引き留めに失敗しており、この先も交渉が進まなければ宇佐美も他チームへ移ることになる。

 現在の宇佐美の市場価格は80万ユーロ(約1億円)だが、アウクスブルクはガンバ大阪からの獲得時に250万ユーロ(約3億2000万円)を支払っており、安売りはしたくない考え。またワールドカップで活躍することにより価値が上がることに期待しているという。

 アウクスブルクのシュテファン・ロイターSDは「フォルトゥナ・デュッセルドルフとの間に解決策は見つかっていない。そのため宇佐美はワールドカップと休暇の後に私たちの元に戻ってくる」と語っている。