アルゼンチン代表は日本時間30日午前、ブエノスアイレスに位置するラ・ボンボネーラでハイチ代表との国際親善試合に臨み、4-0と快勝している。
前線に数多くのタレントを擁するアルゼンチン代表のホセ・サンパオリ監督はこの一戦でバルセロナのFWリオネル・メッシとユベントスのFWゴンサロ・イグアインを先発メンバーに抜擢(ばってき)する。そのアルゼンチン代表は序盤から何度もハイチゴールに迫ると17分 パリ・サンジェルマン(PSG)のMFジオバニ・ロ・チェルソがペナルティエリア内で倒されPKを獲得すると、これをバルセロナのFWリオネル・メッシが落ち着いて沈め先制点を挙げる。
勢いに乗るアルゼンチン代表は直後の20分にユベントスのFWゴンサロ・イグアインが決定機を演出するも追加点とはならない。さらに24分にはPSGのMFアンヘル・ディ・マリアがダイレクトボレーを放つも惜しくもゴールマウス右側に外れる。その後も再三決定機を作るアルゼンチン代表だが、ハイチ代表のスペースを消す守備に苦しみ前半をわずか1点リードで折り返す。
後半も試合の流れは変わらず、アルゼンチン代表がポゼッションを握る展開となり、何度もハイチゴールに迫る。すると57分、イグアインがペナルティエリア右側の深い位置からからクロスを挙げ、これにウェストハム・ユナイテッドのMFマヌエル・ランシーニが頭で合わせる。このヘディングシュートは一旦ハイチGKに弾かれたものの、このこぼれ球をゴール前につめていたメッシが落ち着いて流し込んだ。
待望の追加点を奪ったアルゼンチン代表は直後イグアインに替えてマンチェスター・シティのFWセルヒオ・アグエロ、さらにはディ・マリアを下げボカ・ジュニオルスのFWクリスティアン・パボンを投入するなど一気に交代カードを切る。
すると65分、その替わってピッチに立ったばかりのパボンが右サイドからハイチディフェンダー2人を剥がし、グラウンダークロスを入れると、ペナルティエリア内でフリーとなっていたメッシが足元に収め得意の左脚でネットを揺らし、ハットトリックを達成。さらに直後の69分にはメッシのハイチディフェンスラインの裏を突く縦パスに反応したアグエロがGKとの1対1を制してゴールマウスに流し込み、4点目を挙げる。
その後もハイチ代表を終始圧倒したアルゼンチン代表は4得点の圧勝で試合終了。ただ元バルセロナであり河北華夏幸福足球倶楽部所属のMFハビエル・マスチェラーノが脚を気にしながらプレーしていた点は少々不安要素なるかもしれない。
#SomosArgentina De esta manera, Lionel Messi firmó su triplete. Antes, buena jugada de Cristian Pavón para habilitar al capitán. pic.twitter.com/uI8BArYh7S
— Selección Argentina (@Argentina) 2018年5月30日
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