
スパレッティは、インテルが首位に立ち人々がそれをただの幸運だと言ったとき、彼は憤慨し見返そうと決意した。実際は、彼らはすぐに自信を失い、彼ら自身も幸運だったのだと信じるようになった。
彼らは内部から崩れ、それを立て直すことができなかったのだ。そしてクロトーネ、スパル、ボローニャ、ジェノアの「簡単な」4連戦を5ポイントしか獲得できずに終えたのだった。
おそらくインテルとそのコーチたちに必要な最後のものは、劇的な展開でクロトーネを下したベネベントとの一戦だ。これはミランとのミラノ・ダービーへ向けて、チームを立て直すには最高の試合だろう。しかしチーム内の空気は荒涼としている。
現在、問題はピッチ上で表現するところにあり、ゴールとチャンスを作るのに必要な勇気を得るために、各々がきちんと責任を負う時にきている。スパレッティはジェノア戦の前に、チームは成長しており、単純に9人のボローニャをさけた試合で、大きな打撃を受けたのだと語った。ジェノアに敗戦したことでこのコメントはみじめなものになってしまったが、彼らは悪い順位にいるわけではない。
過去数シーズンのインテルは、常にチャンピオンズリーグ出場を目指して戦ってきた。そして彼らは今5位につけているものの、3位のローマとは2ポイントしか離れていない。精神的な挫折をした2つの首都のクラブと、彼らがCL出場権争いをできていることは幸運だ。ベネベント戦とダービーでの勝利は、シーズン前にかかげた目標を達成する、大きな励みになるだろう。
たぶん本来のインテルは、今のレベルのチームでも12月時点のレベルのチームでもない。そして更なる幸運の変化が起きれば、彼らのパフォーマンスは向上するだろうか?ひとつ確かなことは、選手が隠れるところなど、どこにもないということだ。言い訳など通用しない。次の2試合をどのように乗り越えるかは、彼らの真の実力が試される最も厳しいテストになるだろう。
著者:Richard Hall
『BTスポーツ』『ESPN』『ガーディアン』『カルチョ・メルカート』などに寄稿している、イタリア人サッカージャーナリスト。
Twitter:@RichHall80
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