セリエA ローマ

セリエAは首位争いだけじゃない。インテル、ローマ、ラツィオの順位争いにローマSDが言及

 セリエA第24節が9日から11日にかけて行われた。首位ナポリ(勝ち点63)を勝ち点1差で追いかける2位ユベントス(勝ち点62)。共に勝ち星を重ね8連勝で3位以下を寄せ付けず熱い首位争いを繰り広げている。

 しかし、現在3位以下も依然混戦状態が続いている。3位インテル(勝ち点48)、4位ローマ(勝ち点47)、5位ラツィオ(勝ち点46)の3チームが熾烈な順位争いを繰り広げている。

 そんな中、ローマSD(スポーツディレクター)モンチ氏が11日、イタリアテレビ局『メディアセットプレミアム』で語った。「インテル、ローマ、ラツィオは平等にチャンスがあると思っている。ラツィオは素晴らしいシーズンを送っているし、インテルはいくつか浮き沈みがあるが、強力なチームだ」とコメント。さらに1月の移籍市場で移籍が噂されていたボスニア・ヘルツェゴビナ代表FWエディン・ジェコとベルギー代表MFラジャ・ナインゴランの残留を「とても嬉しく思っている」とし「難しい時期でだった。複雑な決定がいくつかあったが、我々の目標を達成するために正しいチームを保てた」と振り返った。

 そんなローマの次節は日本時間17日23時から10位ウディネーゼと対戦。モンチ氏は「1月は良い月ではなかったが、2月はより良くなるはずだ」と上位進出へ向け意気込んでいた。

 激しい順位争いを見せるセリエA。シーズン後にはどのような順位になっているのか注目したい。