プレミアリーグ リバプール

首位マンCが4失点崩壊、リバプール相手に今季リーグ初黒星。9分間で3ゴール許す

 プレミアリーグ第23節リバプール対マンチェスター・シティが14日、リバプールのホーム・アンフィールドで行われた。

 前半開始9分、リバプールのカウンターが発動。ペナルティエリア右外からアレックス・オックスレイド=チェンバレンが右足を振り抜き、ボールはゴール左に突き刺さった。リバプールが先制に成功した。

 前半40分、リバプールの効果的なプレッシングに苦しんでいたシティが反撃。サイドチェンジで相手SBと上手く入れ替わったレロイ・サネがペナルティエリア内へ侵入。角度の無いところからカリウスのニアサイドを抜く鋭いシュートを放ち、シティが同点に追いついた。

 1-1のままハーフタイムへ突入。リバプールはロングボールを使いながらフェルナンジーニョ横のスペースを活用。前線からのプレッシングが機能していただけにミスからの失点が悔やまれる。

 一方、シティはシルバの替わりに入ったギュンドアンが攻守の切り替えで遅れる場面が散見。デルフの負傷で途中出場したダニーロもビルドアップの場面でブレーキに。ただ、一発のサイドチェンジからサネの個人技で点を取り切るあたり、強さを感じさせる前半となった。

 シティに押され気味だったリバプール。後半59分、スルーパスから抜け出したフィルミーノが相手DFに競り勝ち、GKの頭上を越すループシュートを決めた。

 勢いに乗るリバプールは、2分後の後半61分マネが強烈なシュートをゴール左隅に決め、追加点。さらに後半67分、シティGKエデルソンのクリアミスからサラーがロングシュートを沈めた。一気に突き放した。

 シティは後半84分にベルナルド・シウバ、後半91分にギュンドアンがゴールを決めるも追撃及ばず。4-3でリバプールが勝利を収めた。

 シティは今季リーグ戦初黒星。リバプールサポーターにとっては、フィリペ・コウチーニョ移籍のショックを緩和させる勝利となった。