現在、リーガ・エスパニョーラで2位のアトレティコ・マドリードに勝ち点9差をつけて首位に立っているバルセロナ。先日行われたレアル・マドリードとの「エル・クラシコ」にも3-0で快勝し、勢いに乗るチームは今冬の移籍市場で新戦力を獲得し、3年ぶりのチャンピオンズリーグの獲得も狙うようだ。そこでスペイン『マルカ』が29日に、今冬バルセロナへとやってくるかもしれない新戦力の候補を4人挙げているので紹介したい。
まず1人目は、リヨンに所属するフランス代表MFナビル・フェキル。バルセロナのスポーツ・ディレクターを務めるロベルト・フェルナンデス氏のお気に入りの選手であり、長年にわたって注視しているという。移籍金は5000万ユーロ(約67億円)程度であると言われている。
2人目はグレミオに所属するMFアルトゥール。バルセロナはすでに同選手に接触しているようだ。ロベルト・フェルナンデス氏は先月行われたコパ・リベルタドーレス決勝を視察しており、21歳と若いアルトゥールをかつてバルセロナに在籍したレジェンドであるシャビの後継者として見据えているという。
3人目はアーセナルに所属するドイツ代表MFメスト・エジル。来夏でアーセナルとの契約が満了する同選手は未だ契約を更新しておらず、退団がささやかれている。今冬に獲得へ向かったとしてもそこまで大きな移籍金を支払うことにはなりそうにないが、エジルが求める900万ユーロ(約12億円)という年俸を支払うことになることを考慮しなければならない。
最後の4人目は再び中国からで、上海上港に所属するブラジル代表MFオスカル。26歳にして2400万ユーロ(約32億円)もの年俸を受け取っている同選手はプレミアリーグへ戻りたいという意思を明かしており、欧州復帰には前向きであると考えられる。しかし、今夏の移籍市場で広州恒大からブラジル代表MFパウリーニョを獲得した際に苦戦したように、移籍金に関する問題が発生する可能性がある。
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