
モナコに所属するトマ・レマル 写真提供:Getty Images
モナコの副会長を務めるバディム・バシリエフ氏が、来夏にフランス代表MFトマ・レマルとブラジル代表MFファビーニョの放出を容認することを明らかにした。13日、イギリス『フォー・フォー・トゥー』が報じた。
昨シーズン、それまでリーグ・アンで4連覇を果たしていたパリ・サンジェルマンを抑えて見事17年ぶりの優勝に輝いたモナコ。リーグ戦のみならず、チャンピオンズリーグでも旋風を巻き起こしたことから注目を集め、今夏の移籍市場でも多くの選手が各国のビッグクラブの標的となった。
レマルやファビーニョも例外ではなく、前者はリバプールやアーセナルが、そして後者はマンチェスター・ユナイテッドが獲得を熱望していると報道されていた。しかし、結局両選手とも残留し、今シーズンもモナコに欠かせないメンバーとして活躍している。
おそらく来夏に再び移籍の噂が出るとみられている中、モナコのバシリエフ副会長が「間違いなく来夏には何かが起こるだろう。サッカー界で保証できることはない」と話し、移籍を容認する構えであることをほのめかした。今夏に引き続き、来年も続々と優勝メンバーが引き抜かれてしまうのか、注目が集まる。
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