バルサOBシャビが猛烈推薦する“アフリカのシャビ”とは。「彼はバルサのDNAを持っている」

バルセロナOBのシャビ氏　写真提供:Getty Images

バルセロナで長く活躍し、スペイン代表をワールドカップ優勝に導いたレジェンドMFシャビ氏が、自身の後継者候補を大絶賛した。11日、『Eurosport』のインタビューに答えた。

バルセロナ黄金時代を支えたシャビ氏が大絶賛したのは、フランス1部ニースに所属するコートジボワール代表ジャン・セリ。”アフリカのシャビ”とも呼ばれる同選手は、昨季ニースの躍進に大きく貢献。今夏の移籍市場でバルセロナやパリ・サンジェルマン、ローマといったビッククラブから興味を寄せられている。

シャビ氏はジャン・セリについて以下のように語った。

「ニースの選手（セリ）が”アフリカのシャビ”とニックネームをつけられたと聞いてから、すぐに彼の映像とビデオを見ました。私は魅せられました。私はこれほどの素晴らしい才能を持ったMFはなかなかいないと思う。ショートパス、ロングパス、戦術的知性、シュートレンジ、パーソナリティ、試合を組み立てるプレーも。本当に信じられない。彼はバルサでも非常にうまくいくだろう。彼は中央のどこのポジションでもプレーできる。セリはファンタスティックだ。私は躊躇なく断言できる、彼は”バルサのDNA”を持っている。」

「私はバルサが（今夏中に）彼と契約することを望んでいるよ。なぜなら、来年になれば2倍のコストがかかるだろうからね」

今夏バルセロナはネイマールをPSGへ放出し、契約解除金満額2億2200万ユーロ（約290億円）を得た。この資金を使ってジャン・セリや、ドルトムントFWウスマン・デンベレ、リバプールFWフィリペ・コウチーニョなど大物選手の獲得を目指しているとみられている。