ブンデスリーガ 海外日本人選手

大迫の古巣1860ミュンヘンが4部降格。株主がライセンス料を支払わず

 日本代表FW大迫勇也の古巣である1860ミュンヘンのドイツ4部への降格が決まった。2日、アメリカ『FOXスポーツ』が報じている。

 1860ミュンヘンは2016/2017シーズンをドイツ2部リーグで16位に終わり、3部降格が決まった。しかし、大株主であるハサン・イスマイック氏が3部リーグでのプレーに必要なライセンス料の支払いを拒否したために、アマチュアリーグである4部の降格が決まった形だ。

 さらには1860ミュンヘンはサッカークラブとしての存続にも危険が及んでいるという。同クラブは契約選手が少なくなっている。すでに本拠地アリアンツ・アレーナを離れることになっているようだ。

 1860ミュンヘンはクラブ名の通り1860年に誕生した総合スポーツクラブで、ドイツの盟主バイエルン・ミュンヘンよりも長い歴史を持っている。1965/1966シーズンにブンデスリーガ優勝、1964/1965シーズンにUEFAカップウィナーズカップ準優勝を達成している。大迫は2014年1月に、鹿島アントラーズから当時2部だった1860ミュンヘンに加入した。半年で6ゴール3アシストという結果を残し、翌2014/2015シーズンにケルンへと移籍した。