アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタは今夏にチェルシー指揮官を解任されたアントニオ・コンテ氏を揶揄するコメントを残しているようだ。現地時間28日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。
2014年夏にアトレティコからチェルシーへの移籍を果たしていたジエゴ・コスタは、コンテ監督就任1シーズン目に当たる2016/17シーズンにプレミアリーグ制覇を成し遂げたものの、2017年夏に同監督から翌シーズンの構想に入っていないこを告げられていた。
またアトレティコは2017年夏の移籍市場で補強禁止処分を受けていたこともあり、古巣復帰を熱望していたジエゴ・コスタの去就に注目が集まっていたが、2018年1月までチェルシーに合流しないでアトレティコのトレーニングに参加していた。その後1月の移籍期間でアトレティコに復帰すると、前線で必要不可欠の戦力としてチームをけん引している。
ジエゴ・コスタはコンテ元監督について「コンテとともに仕事をしていたシーズンは本当に最悪な時間だったよ。けどそれは決して僕に非があるわけではない」とチェルシー在籍時について語っている。
そして同選手は「彼の振る舞いによって僕はチェルシーを追い出されたよ。シメオネは(コンテと違って)僕に対して率直な姿勢で接してくれる」とコメント。アトレティコのディエゴ・シメオネ監督と比較する形でコンテ氏を批判しているようだ。
なおコンテ氏は昨季にFAカップを制したもののリーグ戦で5位に終わり今季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃したことを受けて7月中旬にチェルシー指揮官の座を解かれている。
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