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コルトレイク金子拓郎が思う日本とベルギーの違い「札幌でしない方がいい」こととは

金子拓郎 写真:Getty Images

 ベルギー1部KVコルトレイク所属MF金子拓郎が、チームメイトである日本代表DF藤井陽也、MF高嶺朋樹との関りや自身の現状について語るとともに、日本とベルギーのプレースタイルや環境の違いに言及した。

 現在27歳の同選手は、2023年夏に札幌からディナモへ期限付き移籍。クロアチア1部リーグで1ゴール5アシストと結果を残したが、買い取りオプションの金額を巡るクラブ間交渉で合意に達することなく、ディナモ残留とはならなかった。

 その後、OHルーヴェンなど海外複数クラブからのオファーが届く中、コルトレイクへ完全移籍。今季ここまでリーグ戦6試合でスタメン出場するなど、右サイドで頭角を現しているところだ。

 コルトレイクの公式サイトで10月10日に掲載されたインタビュー記事によると、金子は昨季までコルトレイクに在籍していたDF角田涼太朗(現カーディフ)や藤井からのアドバイスを受けてコルトレイク移籍を決断したとのこと。札幌とコルトレイクの違いについて、以下のように語ったという。

 「コルトレイクは街の規模が小さいけど、居心地がいい。静かに車を運転できるけど、札幌ではそんなことしない方がいい。(プレースタイルの面では)日本だとテクニカルなプレーが多いけど、ベルギーはフィジカル重視のプレーが多い。それにベルギー1部リーグはどのクラブもレベルが高い。どこが相手でも勝てる」

 また日本人のチームメイトについては「3人で一緒にいるのは良いこと。みんなで英語を学んでいるけど、日本語で会話できるし、一緒に別の街に行くこともあるね」と良好な関係を強調している。

 先日には、11月に第1子誕生予定だと報じられた金子。妻が日本で出産予定であり、毎日連絡を取り合っていることも明かしているだけに、今後さらなる活躍を期待するファン・サポーターの声も多い。