ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、ジダン監督と2020年まで契約延長。モウリーニョ時代以来の長期政権へ

 レアル・マドリードはジネディーヌ・ジダン監督との契約を2020年まで延長したようだ。11日にフランス『レキップ』が報じた。

 2016年1月に当時不振に陥っていたレアル・マドリードの、言わば”緊急救済”という形でトップチームの監督に昇格し就任したジダン監督。就任当時は経験不足という観点から懐疑的な声もあったものの、見事にチームを立て直し、チャンピオンズリーグ連覇やリーガ・エスパニョーラ優勝、クラブワールドカップ連覇など、数々のタイトルを獲得することに成功した。その結果、今では世界最高レベルの監督と肩を並べられるまでになっている。

 同監督は不甲斐ない2-2の引き分けという結果に終わってしまったコパ・デル・レイの2ndレグ後の会見で「サインした。私はこれまで通り、毎試合、毎シーズン戦っていく。契約を延長したからと言って何も変わることはない」と話し、契約を2020年まで延長したことを認め、そして今後についても語った。これにより、ジダン監督は最大4年間マドリードを率いることになり、2010年から3年間同クラブをを指揮したジョゼ・モウリーニョ監督以来の長期政権に突入していくことになる。