セルティック所属の日本代表MF旗手怜央は、横浜F・マリノス戦とガンバ大阪戦でいずれも先発出場。ブレンダン・ロジャーズ新監督が同選手の残留を望む中、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性が低いという見方が広まっている。
旗手はセルティックとの契約を2026年6月まで残しているが、英紙『サン』は同選手の移籍先候補にトッテナムやセリエA(イタリア1部)ナポリなどを挙げている。一方でロジャーズ新監督は、横浜FM戦前から旗手のクオリティを評価。「私は彼のことを大いに気に入っているし、彼のさらなる成長に貢献したい」と語るなど、同選手のセルティック残留を願っている。
そんな中、かつてセルティックで中村俊輔氏のチームメイトだったジョン・ハートソン氏が旗手の去就に注目。英メディア『トークスポーツ』のインタビューで以下のようなコメントを残した。
「旗手はセルティックのベストプレーヤーのひとりであり、彼の獲得はアンジェ・ポステコグルー前監督の功績だ。ポステコグルーは日本での監督経験がある。アジア市場を開拓し、何人かの優秀な選手をセルティックに連れてきた。彼らは皆、セルティックでインパクトを残した」
「もしトッテナムが4500万ポンド(約82億円)で旗手の獲得に動いたら、セルティックは間違いなく売るだろう。でも、それくらいのことは必要なんだ。ポステコグルーはセルティックにいたからこそ、旗手がいることの重要性を理解していると私は思う」
「ロジャーズはかつて(2019年2月に)セルティックを去り、レスター・シティの監督に就任した。その時、ロジャーズはセルティックから選手を引き抜かなかった。セルティックに敬意を払っているし、ポステコグルーもロジャーズと同じように引き抜かないだろう。旗手がセルティックを去るとは思えない」
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