中国スーパーリーグの上海上港に所属するオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチはボローニャ移籍間近に迫っているようだ。22日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が伝えている。
アルナウトビッチは2017年夏にストーク・シティからウェストハム・ユナイテッドに加入した後、2019年夏に中国スーパーリーグの上海上港に移籍。昨季は公式戦20試合に出場し8ゴールをあげたものの、11月から中東で集中開催されたAFCチャンピオンズリーグでは外国籍選手枠の兼ね合いにより登録メンバーから外れていた。
同選手は上海上港と2022年12月まで契約期間を残しているものの、クラブとの契約を解除した上でボローニャへフリーにより加入する可能性があるようだ。また、アルナウトビッチが現在受け取っている年俸は350万ユーロ（約4億4000万円）にのぼるが、本人がすでにヨーロッパ復帰を決めていることもありボローニャは年俸額を抑える方向で現在交渉を行っているものとみられる。
なお、ボローニャ首脳陣は今冬のマーケットにおいてアルナウトビッチをトップターゲットに掲げていると伝えられている。移籍市場閉鎖まで残り1週間となる中、果たして選手サイドとの交渉を成立させることはできるのだろうか。
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