
細谷真大(柏レイソル)
昨季、最終盤まで鹿島アントラーズと優勝争いを繰り広げた柏レイソル。勢いそのままに、今大会での躍進も期待されたが、結果的には苦しい戦いとなった。開幕戦から3連敗を喫し、スタートダッシュに失敗。それでも第7節からは3連勝し、後半戦での巻き返しに期待が高まった。しかし、第10節から再び連敗するなど浮上のきっかけをつかめず、EAST8位で地域リーグラウンドを終えた。
しかし、チームが不調にあっても「海外挑戦」というワードから切り離せない選手がいる。パリ五輪世代のエースとしても知られるFW細谷真大だ。
今季は18試合すべてに出場し3ゴールとやや控えめな数字になったが、昨季は途中出場が多いなかで11ゴールをマーク。さらに、直近4シーズンはいずれもゴール数とアシスト数を合わせて二桁近い得点に絡んでおり、紛れもない柏のエースだ。
今大会だけを見れば、突出した数字を残せなかった細谷だが、世代別代表やA代表での実績も豊富で、国際舞台での露出も高い。実力と将来性を考えれば、いつ海外クラブから具体的なオファーが届いても不思議ではないだろう。

森田晃樹(東京ヴェルディ)
冬に戦力の流出がありながらも、開幕から3連勝を果たすなど勝ち点を積み上げ、EAST5位で地域リーグラウンドを終えた東京ヴェルディ。そんなチームを今季も中心選手として牽引したのがMF森田晃樹だ。
東京Vのユースから2019年にトップチームに昇格した森田。ルーキーイヤーから多くの出場機会を得て、J2時代のチームを支え、2023年のJ1昇格や2024年のJ1での躍進に貢献してきた。
今季もここまで全試合に出場し、スタメンを外れたのはわずか1試合のみ。チーム最多の出場時間を記録していることからも、その重要性と指揮官から寄せられる信頼の厚さがうかがえる。
近年の東京Vは、多くの主力選手を他クラブへ送り出してきた。しかし森田は、国内屈指の実力者と評価されながらも、J1昇格後もクラブに残り続けている。もはや国内での移籍はイメージしにくいが、海外クラブとなれば意味合いも変わってくるだろう。
同じ東京Vユース出身者では、MF藤田譲瑠チマやMF山本理仁など、すでに海外で活躍する選手も多くいる。果たして森田は彼らに続く存在となるのか、頼れるキャプテンの動向に注目が集まる。

山根陸(横浜F・マリノス)
あわや降格の可能性もあった2025シーズンを乗り越え、J1で百年構想リーグに臨んだ横浜F・マリノス。再び上位争いに加わるためにも今大会での復調が期待されたが、開幕から3連敗とつまずき、18試合を戦って連勝は1度のみ。浮上のきっかけをつかめないまま7位で地域リーグラウンドを終えた。
そんな苦しいシーズンの中で、徐々に存在感を高めているのがMF山根陸だ。チーム内の同ポジションには、ベテランのMF喜田拓也や、近年は代えの利かない存在となっているMF渡辺皓太もいる。それでも山根は、今大会で彼らを上回る出場機会を得てチームを支えてきた。2ゴール1アシストと得点への関与も多くあり、守備だけでなく攻撃面でも貢献度は高い。
WESTでは、同世代のMF宇野禅斗(清水エスパルス)に移籍の噂が浮上している。同じくチーム内で確固たる地位を確立しつつある山根にも、海外クラブからの誘いがあっても頷ける。
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