
FC東京在籍歴のあるGK野澤大志ブランドンは現在、ベルギー1部ロイヤル・アントワープの正守護神として活躍。6日に行われたリーグ戦でもフル出場し、クリーンシートを達成したが、同選手の一部スタッツが話題に。ベルギー1部屈指のGKとして評価を上げているだけに、FIFAワールドカップ北中米大会の日本代表候補に挙がっている。
データサイト『SofaScore』によると、この試合で野澤は8セーブ、阻止したゴール数2.12を記録。これは相手の決定機を複数回にわたり防いだことを示す数字で、GKとして非常に高いパフォーマンスを意味する。実際、野澤の好セーブがなければチームは失点していた可能性が高く、勝ち点を落としていたとの見方も強い。
ベルギー紙『Het Nieuwsblad』も試合後、「野澤の好セーブで敗戦は免れた」と報道。チームは0-0で引き分けたものの、もし野澤のビッグセーブがなければ敗れていた可能性が高いと指摘した。一方でアントワープは、チャンピオンズ・プレーオフ進出争いで厳しい状況に立たされており、早ければ今週末にもその可能性が消滅する恐れがあるという。
もっとも、野澤個人の評価は確実に高まっている。2月にはクラブの月間MVPにも選出され、チームの守護神として存在感を示している。象徴的だったのが、2月13日に行われた国内カップ戦でのパフォーマンスだ。アントワープはRSCアンデルレヒトに0-4で敗れたものの、野澤は11セーブを記録。守備陣が押し込まれる展開の中で決定機を次々と阻止し、『SofaScore』では9.9点という異例の高評価を受け、マン・オブ・ザ・マッチ(MOM)にも選ばれた。
4失点という結果だけを見れば厳しい内容だが、実際にはGKが孤軍奮闘する展開だった。もし野澤のセーブがなければ、さらに大差がついていた可能性もあり、数字以上にインパクトの大きい試合だったと言える。
日本ではFC東京でプレーした経験を持つ野澤。現在は欧州の舞台で評価を高めており、北中米W杯に向けた日本代表候補の一人としても注目されている。ベルギーリーグで安定したパフォーマンスを続ける守護神は、今後さらに評価を高めることができるのか。野澤の活躍は、日本代表のGK争いにも新たな刺激を与えそうだ。
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