Jリーグ

京都vsC大阪の外国人主審に称賛の裏で…日本人審判員の処分論

JFA審判 写真:Getty Images

 Jリーグ公式戦を担当する日本人審判員の改善がより一層求められそうだ。5月21日に行われたYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦の京都サンガ対セレッソ大阪で主審を担当したフロリアン・バドストゥーブナー氏のレフェリングが話題を呼んでいる。

 日本サッカー協会(JFA)の「審判交流プログラム」として来日したドイツ人のバドストゥーブナー氏は、ブンデスリーガで50試合以上を担当するなど、トップレベルでの経験が豊富。今回の来日では、J1第17節~第19節、J2第17節、ルヴァンカップ1stラウンド3回戦での割り当てとなっている。

 5月17日開催の鹿島アントラーズ対清水エスパルスでも主審を担当したバドストゥーブナー氏だが、京都対C大阪でも的確なジャッジを披露。2試合ともに、ホイッスルを吹く基準が一定であり、プレーオンの判断が優れているとして称賛を浴びているほか、ストレスなく試合観戦ができるという声も上がっている。

 一方、バドストゥーブナー氏と日本人審判員を比較する声も。今季ここまでファウルやオフサイドの判定基準等が話題になっているだけに、一部審判員の再教育や降格を求める意見が相次いでいるほか、バドストゥーブナー氏など欧州の審判員との専属契約締結をJFAに求めるコメントも散見されている。