川崎フロンターレ、清水エスパルスでプレーしていたブラジル人DFエウシーニョは、徳島ヴォルティスと2025シーズンの契約更新で合意。2024シーズンを振り返るとともに、自身の今後について語っている。
かつて川崎の主力選手としてJ1優勝を成し遂げ、Jリーグベストイレブンを2度受賞したエウシーニョ。2019年から3シーズンにわたり清水でのプレーを経て、2022シーズンから徳島に在籍。2024シーズンはリーグ戦32試合でプレーしたが、ブラジルメディア『ge』は「3ゴール3アシストと、サイドバックのポジションで好成績を残した。この結果が1年の契約延長に繋がった」と伝えている。
また同メディアで1月1日に掲載されたインタビュー記事によると、エウシーニョは2024シーズンをこう振り返ったという。
「足首の手術から復帰したばかりだったので、シーズン序盤は難しかったよ。リズムを崩していたし、クラブは監督が代わるなど、複雑な時期を過ごしていた。でも、1年を通して成長することができ、自分のレベルを上げることができたよ」
現在35歳とベテランの域に入っているエウシーニョだが、日本で現役を引退する可能性についてはこう語っている。
「サッカーの世界では何が起こるか分からないから、引退の可能性について考えるなど、計画を立てるのは好きではない。2025シーズン後に、自分の身体と心を見ながら、次のステップを決めたいね」
「2025年は、自分自身を楽しみ、自分を大切にしながら仕事したいね。良いスタートを切り、チームの目標であるJ1昇格を成し遂げたい。2024年、僕個人としては良かったけど、チームは目標を達成できなかった。この状況を変えるために努力するよ」と、意気込みも語ったエウシーニョ。来日11年目の2025シーズンも、主力選手としての活躍が期待される。
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