プレミアリーグのアーセナルは、同クラブに所属する25歳の日本代表DF冨安健洋を1月の移籍市場で放出する提案には応じないようだ。ここ数週間、冨安は複数のセリエAのビッグクラブへの移籍の可能性が報じられていた。
『Football Insider』によると、冨安は1月の移籍ウィンドウを越えてアーセナルに残る可能性が高く、ガナーズ(アーセナルの愛称)はオファーを受け入れたくないとしている。
冨安はアーセナルのバックアッパーとしての立場を続けるのではなく、スタメンとしてプレーできるクラブに移籍したいと考えているため、ヨーロッパのいくつかの有名クラブのターゲットとして浮上しており、最近ではインテル(セリエA)が1月の移籍ウィンドウで彼を獲得する最有力候補とされていたばかりだ。
しかし、多くの報道とは逆に、ガナーズは冨安をバックラインの全てのポジションをこなせるためチームにとって重要な存在と位置付けている。また、ライバルであるDFユリエン・ティンバーやDFリッカルド・カラフィオーリと比較しても冨安は異なるスキルセットを持っていることが、高評価につながっているようだ。
負傷により今2024/25シーズンは出場していない冨安だが、現地9月28日のレスター・シティ戦(4-2)では、ガナーズのベンチのすぐ後ろに座っている姿が見られた。全体練習に戻ったというニュースもあり、復活への期待が高まっている。
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