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シント=トロイデン「Jリーグベルギー支店みたい」だと揶揄される

シント=トロイデンVV 写真:Getty Images

 ベルギー1部シント=トロイデンは、8月25日にジュピラー・プロリーグ第5節で日本代表DF町田浩樹が所属するロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズとホームで対戦し、0対0の引き分けに終わった。シント=トロイデンは第5節終了時点で、2分け3敗と16位中15位と早くも窮地に立たされている。

 日本企業のDMM.comが運営する同クラブ。この試合にはGK小久保玲央ブライアン、DF小川諒也、DF谷口彰悟、MF山本理仁、MF藤田譲瑠チマ、MF伊藤涼太郎と6人の日本人選手が出場した。そんな中、低迷するチーム状況を揶揄するかのように国内のサッカーブログには「Jリーグベルギー支店みたい」というスレッドが立ち上がり、意見が交わされている。

 「日本人が守って外人で攻めるJリーグみたいだ」「監督、日本人使わなきゃ解任だぞって脅されてね?大丈夫?」「J1のスタメンだとしても全然強そうに見えない。海外組の意味とは」「谷口以外はJリーグでも特に何かを成し遂げた選手じゃないし」「これはJ1でも2桁順位やわ」「確かに外国人が5人だからJで戦えるなw」「J2でも中位になりそう」と、Jリーグを引き合いに出し、ファンからは厳しい意見が相次いだ。

 また、「シントサポはこの惨状見て現状どう思っているのか気になるね」「現監督が、五輪のせいで主力が揃わずにまともに練習できてないから降格圏の今の結果の責任どうこう言われても困るのような発言をするくらい日本人頼みの編成で戦力」と、チーム状況を心配する声も寄せられた。

 このままベルギーリーグで下位に沈むようだと、日本人選手の評価にも影響することは免れないことから、シント=トロイデンの一刻も早い立ち直りに期待したい。