レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFダニ・セバージョス(28)が今夏に退団する可能性が高まっているという。
高水準のキック精度と卓越したボールコントロールが売りのセバージョスは2017年夏にマドリード入りするものの、思うような出場機会を手にすることはできず、アーセナルへのレンタル移籍を経験。2023年夏には契約延長をしていたが、昨季は負傷などの影響もあり、公式戦27試合の出場に終わると、その大半が途中出場だった。
スペイン『レレボ』によれば、セバージョスはこれまで以上にマドリード退団に近付いていおり、古巣のベティス(スペイン1部)が関心を示しているほかに、国外クラブからも魅力的なオファーが届いている模様。プレシーズン初めにはクラブに残留してポジション争いを望んでいた同選手だが、心変わりしてしまったようだ。
28日の練習では多くの選手や従業員とハグをして別れの挨拶ともとれる行動をとっていたというセバージョスはベティス移籍を希望しているが、カルロ・アンチェロッティ監督とアシスタントコーチのダビド・アンチェロッティ氏は残留を望んでおり、残留を説得するようだ。
なお、昨季限りでトニ・クロース氏が現役を引退したマドリードではフランス代表MFエドゥアルド・カマビンガとイングランド代表MFジュード・ベリンガムが離脱中。プレシーズンマッチに出場していたU-23アルゼンチン代表MFニコ・パズやスペイン人MFマリオ・マルティンは移籍している。
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