ラ・リーガ バルセロナ

右SBの補強目指すバルセロナ、今冬バイエルン入りのポルトガル代表DFをレンタル?

ジョアン・カンセロ 写真:Getty Images

 バルセロナが、バイエルン・ミュンヘンでプレーするポルトガル代表DFジョアン・カンセロ(28)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 2019年夏にブラジル代表DFダニーロとのトレードでシティに加わったカンセロは、加入2年目から不動のレギュラーとして活躍すると、”カンセロロール”という新たな戦術を確立。今季も主力としてプレーしていたが、カタール・ワールドカップ中断明け以降は出場機会が減少すると、今冬にバイエルンへ移籍した。

 その新天地ではここまで7試合に出場して3アシストを記録しているカンセロに関して、バイエルンは買い取りオプションを保持しているものの、今夏にシティへレンタルバックすることが濃厚だという。ただ、シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督も同選手の放出を考慮しているようだ。

 そのなかで、財政難を受けて安価での補強を中心としているバルセロナは今夏の移籍市場で右サイドバックの補強を画策しており、カンセロをレンタルする可能性があるという。同選手の代理人がクラブと親密な関係を築くジョルジュ・メンデス氏であることなどがポジティブに働く可能性があるようだ。