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ブライトン三笘薫「僕はストライカーでないと…」W杯での過度な期待にクギ

三笘薫 写真:Getty Images

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属MF三笘薫(25)は1日、FIFAワールドカップ・カタール大会の日本代表メンバーに選出されている。その三笘薫がカタールW杯での目標を語るとともに、決定力の高さに対する周囲の見方に注文をつけた。1日、イギリス・ブライトンアンドホーヴの地元メディア『サセックスワールド』が報じている。

 三笘薫はプロ1年目の2020シーズンにJ1リーグで2桁ゴール2桁アシストをマークすると、東京五輪出場をへて川崎フロンターレからブライトンへ完全移籍。今年7月にロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(ユニオンSG)でのレンタル移籍を終えてブライトンへ復帰すると、プレミアリーグ初挑戦ながらも序盤からスーパーサブとして活躍している。

 また先月1日の第9節・リバプール戦ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(23)を相手にドリブル突破したほか、同点ゴールをアシスト。先月14日のブレントフォード戦で負傷しカタールW杯欠場の可能性が心配されていたが、29日の第14節・チェルシー戦で復帰。再びアシストをマークしている。

 そんな三笘薫は今年3月24日のカタールW杯アジア最終予選・オーストラリア戦で途中出場ながらも2ゴールをあげるなど、代表戦で多くのゴールに関与。森保一監督が三笘薫の個人能力に期待を寄せると、日本のサッカーファンもドイツ代表やスペイン代表相手にゴールを挙げる同選手の姿を待ちわびている。

 ただ本人は『サセックスワールド』のインタビューで「日本代表の試合ではなぜか分かりませんが、ゴールを決める確率が高いんですよね。でも、僕は生粋のストライカーではないことを強調しておきたいです」とコメント。周囲に対して過度な期待を寄せないように呼びかけている。

 その一方でプレミアリーグでまだゴールをあげていないことについては「もちろん、プレミアリーグでゴールを決めるのは簡単なことではないが、もっと早くゴールを決め、貢献しなければならないと思っています」と語っている。

 なお三笘薫はカタールW杯における日本代表の目標について「ベスト8以上」と公言。日本代表の注目選手を聞かれると「もちろん僕ですよ」と回答している。