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板倉滉「シャルケとの対戦は…」吉田麻也との開幕戦日本人対決に言及

板倉滉 写真:Getty Images

 日本代表DF板倉滉(25)は今年5月末にシャルケをレンタル期間満了により退団。今月2日になってマンチェスター・シティからボルシア・メンヒェングラートバッハ(ボルシアMG)へ完全移籍している。そんな板倉滉が、日本代表DF吉田麻也(33)を擁する古巣との直接対決にむけて意気込みを語った。5日、ドイツメディア『フースバル』が伝えている。

 板倉滉は昨年8月、マンチェスター・シティからシャルケへ1年レンタルにより加入。センターバックの主力選手としてドイツ2部のリーグ戦ほぼ全試合に先発出場し、ブンデスリーガ昇格に大きく貢献していた。しかし、シャルケ幹部はおよそ600万ユーロ(約8億5000万円)の買い取りオプション行使を断念。5月31日にシャルケ退団が正式決定していた。

 また同選手には、セルティックやアイントラハト・フランクフルト、ボーンマス、ホッフェンハイムなど複数クラブからの関心が伝えられていた。しかし今月1日になって、ボルシアMG移籍で合意に達したとイギリスメディア『スカイスポーツ』ドイツ版が報道。選手本人がメディカルチェックを済ませると、ボルシアMGは2日に板倉滉の獲得を公式発表している。

 そんな板倉滉は地元メディアのインタビューに対応。来月13日の2022/23シーズンのブンデスリーガ開幕節で古巣シャルケと対戦することについて「シャルケではいい時間を過ごせましたよ。でも、今はもうボルシアMGの一員です。シャルケとの対戦は楽しみにしていますけど、勝ちたいですね」とコメントを残している。

 シャルケは板倉滉の後釜確保を優先課題に掲げていたが、今月5日に吉田麻也との1年契約締結を公式発表している。FIFAワールドカップ・カタール大会での共闘が予想される日本人ディフェンダーが、ブンデスリーガ開幕戦のピッチで顔を合わせることになりそうだ。