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元磐田ロドリゲス、規律違反で仏1部クラブ退団!FIFA特例措置適用でトルコ移籍

ジェルソン・ロドリゲス 写真:Getty Images

 かつてジュビロ磐田に在籍していたルクセンブルク代表FWジェルソン・ロドリゲス(26)が、度重なる規律違反によりリーグアン(フランス1部)のトロワを退団。トルコ2部クラブで再起を図ることになった。

 同選手は昨年8月にウクライナ1部の強豪ディナモ・キエフからトロワへ1年レンタルにより加入。今季はここまでリーグアンで12試合に出場していた。ただ、昨年12月に度重なる遅刻をはじめ複数の規律違反を犯したことからリーグ戦4試合とクープ・ドゥ・フランス(フランス国内カップ戦)1試合でメンバー外に。監督交代により1月16日開催のリーグアン第21節・オリンピック・リヨン戦で再びピッチに立つなどチャンスを与えられていたが、再び規律違反を犯して2月16日に予防的一時解雇となっていた。

 トロワはロドリゲスに対する予防的一時解雇の発表後、今後の処遇についてクラブ内で協議を行うとしていたが、先月31日になってレンタル契約打ち切りが正式決定。また、国際サッカー連盟(FIFA)の特例措置によりウクライナ国内クラブとの契約は今季終了後まで停止となっており、同選手はトルコ2部のエユプスポルへ今年6月までのレンタル移籍により加入している。

 なお、ロドリゲスはルクセンブルクやオランダ、モルドバ国内クラブを渡り歩き、2019年1月にジュビロ磐田へ加入。ジュビロ磐田ではJ1リーグ15試合の出場で5ゴールをあげるなどシーズン序盤から主力として活躍していたが、わずか半年後にディナモ・キエフへ完全移籍していた。

 ただディナモ・キエフで早々に構想外となると、2020年1月にスュペル・リグ(トルコ1部)のMKEアンカラギュジュへレンタル移籍。2020/21シーズンはディナモ・キエフの一員としてUEFAチャンピオンズリーグ・グループステージ5試合に出場したほか、リーグ戦でもコンスタントに出場機会を得ていたものの、昨年8月にトロワへレンタル移籍していた。