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元バルサMFパウリーニョが古巣復帰!中東クラブをわずか2カ月で退団

パウリーニョ 写真提供: Gettyimages

 かつてバルセロナやトッテナム・ホットスパーでプレーしていたブラジル代表MFパウリーニョ(33)が、古巣復帰を果たしている。

 同選手は2015年6月にトッテナム・ホットスパーから広州FC(旧広州恒大)へ完全移籍。その後、2017年夏にバルセロナへ加入したものの、翌年にレンタル移籍により広州FCへ再加入。2019年には買い取りオプションが行使されたが、今年6月に広州FCを退団していた。

 そんなパウリーニョは広州FC退団後、スペインメディアの取材でバルセロナ復帰を望むコメントを残していた。ただ、パウリーニョのもとにバルセロナからのオファーは届くことはなく、7月下旬にアル・アハリと年俸400万ドル(約4億4000万円)による3年契約を締結。9月にサウジアラビア1部リーグでデビューしたものの、わずか1カ月後にクラブ首脳陣に対して退団の申し出ると、双方合意のもとで契約解除に至っていた。

 パウリーニョの去就を巡っては、アル・アハリ退団直後からカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のコリンチャンスが選手サイドと交渉を行っていると伝えられていた。また、本人は先月からコリンチャンスの施設でトレーニングを行うなど、来シーズンにむけての準備を進めていた。その中、コリンチャンスは今シーズン終了直後の15日、パウリーニョの再獲得を発表。契約期間は2023年12月までの2年間となっている。

 なお、コリンチャンスは鹿島アントラーズ退団が噂されるブラジル人FWエヴェラウド(30)の獲得にも向かっている。ただ、エヴェラウドには今季ブラジル1部昇格を果たしたゴイアスをはじめ複数クラブが興味を示していることから、争奪戦は避けられない見通しとなっている。