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「信ぴょう性はある」横浜FM前田大然セルティック移籍の実現性に現地記者が太鼓判!

前田大然 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの横浜F・マリノスに所属するU24日本代表FW前田大然(24)は、来年1月にも日本代表FW古橋亨梧(26)の所属するセルティックへ移籍する可能性が取りざたされている。その中、現地のジャーナリストが前田大然の噂に言及した。31日、セルティックの専門サイト『The Celtic Bhoys』が伝えている。

 セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は、今年6月まで横浜F・マリノスで前田大然の指導に当たっていた。そんなポステコグルー監督は先月のメディアインタビューにおいて、今冬の移籍ウィンドウでJリーガー獲得の可能性を示唆。すると、セルティックが前田大然の獲得に近づいていると先月中旬に複数のイギリスメディアが報じていた。

 『The Celtic Bhoys』は「前田大然がセルティックにとって、非常に大きな契約となる可能性がある」と主張。古橋亨梧が活躍している一方で、スコットランド代表MFジェームズ・フォレスト(30)とFWマイケル・ジョンス(22)が負傷していることから、前線の選手層強化が必要という見解を示している。

 また、前田大然が前線の様々なエリアでプレーできることや、驚異的なスプリント、スタミナ、オフ・ザ・ボールでの動き、両足でゴールを決める能力を兼ね備えていることがポステコグルー監督の戦術にフィットすると説明している。

 これにくわえて、『The Celtic Bhoys』はセルティックの情報に精通しているジャーナリストが米メディア『ジ・アスレチック』の取材で残したコメントも紹介。前田大然獲得の可能性について「信憑性がある。劇的な出来事が起こらない限り、月曜日には彼の戦術的なプロフィールとセルティックでどのようにフィットするのか紹介する予定だ」と語ったという。

 なお、前田大然は松本山雅でプロキャリアをスタートさせ、2019年夏にはプリメイラリーガ(ポルトガル1部)のCSマリティモへレンタル移籍。海外でのプレーをへて昨夏に横浜F・マリノスへ加入すると、今季はここまでJ1リーグで28試合に先発出場し、18ゴールをマーク。J1リーグの得点ランキングでトップに立つなど、チームの上位躍進に大きく貢献している。また、U24日本代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に臨むと3試合に途中出場。グループステージ最終節・フランス戦ではゴールを決めている。