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C大阪タガートが負傷離脱…ルヴァン杯決勝名古屋戦やW杯最終予選欠場へ

フラム在籍時のアダム・タガート(写真左) 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪に所属するオーストラリア代表FWアダム・タガート(28)は、負傷にょり30日開催のYBCルヴァンカップ決勝・名古屋グランパス戦や来月に控えるFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選2試合を欠場するようだ。29日、オーストラリアメディア『FTBL』が伝えている。

 タガートは今月27日開催の天皇杯準々決勝・名古屋グランパス戦で先発出場。2-0で迎えた62分にゴールをあげていたが、ひざを痛めると75分に途中交代を余儀なくされていた。同選手の負傷状況について、30日朝の時点でセレッソ大阪から公式発表は行われていないが、『FTBL』の報道によると離脱期間は最長で5週間になるという。

 また、オーストラリア代表は来月11日にカタールW杯アジア最終予選・サウジアラビア戦に臨むほか、16日には中国とのアウェイゲームを控えている。その中、グラハム・アーノルド監督はすでにタガートの欠場を前提としており、Aリーグ(オーストラリア1部)のメルボルン・シティに所属するFWジェイミー・マクラーレン(28)やFWマシュー・レッキー(30)の招集を検討しているとのことだ。

 なお、タガートは今年Kリーグ(韓国1部)の水原三星からセレッソ大阪へ完全移籍すると、4月中旬からチームに合流。合流当初からしばらくは元日本代表FW大久保嘉人(39)がレギュラーに定着していたほか、FW加藤陸次樹(24)の台頭もあり出場機会を得られなかったものの、先月9日に行われたJ1リーグ第23節・ベガルタ仙台戦からリーグ戦5試合連続で先発出場するなど徐々に出番を増やしていた。