Jリーグ 清水エスパルス

清水が獲得狙ったブラジル人FWが今冬退団へ!移籍先候補は…

清水エスパルスのホーム IAIスタジアム日本平 写真提供: Gettyimages

 明治安田生命J1リーグの清水エスパルスは、今夏の移籍ウィンドウでカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(ブラジル1部)のECバイーアに所属するブラジル人FWジウベルト(32)の獲得に迫っていたと伝えられている。そんなジウベルトについてブラジルメディア『Info Bahea』は22日、今冬退団の可能性があると報じた。

 ジウベルトは、2018年夏にトルコのイェニ・マラティヤスポルからECバイーアへ加入。今季のリーグ戦ではここまで累積警告による出場停止処分を受けた1試合をのぞき全試合に出場しており、8ゴール1アシストをマーク。ただチームは今年7月以降に大きく負け越しており、第21節終了時点でセリエB降格圏内の17位グレミオとはわずか1ポイント差となっている。

 同選手の去就を巡っては、昨冬に清水エスパルスが移籍金250万レアル(約5600万円)で獲得オファーを提示したものの、ECバイーアが却下。そして今年6月には清水エスパルスへの移籍が濃厚と伝えられていたが、結局ECバイーアに残留している。

 しかし、ジウベルトとECバイーアの契約は今年12月に満了を迎える中、選手サイドは契約延長に応じない可能性が高いと『Info Bahea』が報道。さらに、現地のジャーナリストが同選手の移籍先候補としてブラジル1部のコリンチャンスとサンパウロの名前を挙げるなど、国内移籍の噂が飛び交っているようだ。

 なお、清水エスパルスは今夏の移籍ウィンドウで中盤の新戦力確保を目指す中、当初はCRフラメンゴに所属するパラグアイ代表MFロベルト・ピリス・ダ・モッタ(27)の獲得に向かう予定だった。しかし、CRフラメンゴを退団したブラジル人MFホナウド(24)をフリーで獲得することに成功。モッタ獲得へ用意していた200万ドル(約2億2000万円)が浮いたこともあり、急きょジウベルトに獲得に向かっているという見方が広まっていた。