リーグ・アン パリ・サンジェルマン

レアル移籍が噂されるムバッペ、PSGの契約延長オファー拒否!クラブ幹部は不快感

キリアン・ムバッペ 写真提供: Gettyimages

 パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、クラブからの契約延長オファーに応じない姿勢を見せているようだ。30日、フランス紙『レキップ』が伝えている。

 ムバッペは2017年夏にモナコからPSGへ加入。ブラジル代表FWネイマールやアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディ、イタリア代表FWモイーズ・キーンらとともに強力な攻撃陣を形成し、今季は公式戦47試合に出場し42ゴール11アシストをマーク。また、2018年にはフランス代表の一員としてFIFAワールドカップ・ロシア大会で好パフォーマンスを発揮し優勝に大きく貢献。EURO2020の舞台にも立っていたが、28日に行われた決勝トーナメント1回戦でスイス代表相手にPK戦の末に敗れていた。

 ムバッペとPSGの現行契約は2022年6月で満了を迎えるが、両者は現時点で契約延長の合意に至っていない。また、同選手にはレアル・マドリードが関心を寄せていると伝えられている。

 その中、PSGは選手サイドに新契約のオファーを提示した模様。年俸をはじめ具体的な内容については明らかになっていないものの、ムバッペはこのオファーを受け入れてなかった模様。また、PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)は今回の件に関して不快感を抱いているようだ。

 なお、『レキップ』の伝えるところによると、選手サイドはUEFAチャンピオンズリーグ制覇を実現するためにも、今夏の戦力補強をクラブ首脳陣に要求。PSGはリバプールを退団したオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムの獲得を発表しているほか、ミランを退団したイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマやインテルのモロッコ代表DFアクラフ・ハキミの獲得もほぼ確実としているだけに、今回の契約延長拒否に頭を悩ませてるかもしれない。