セリエA ミラン

イブラ、今夏ミラン残留の条件明かす「彼が僕のことを望んでいるのであれば…」

ズラタン・イブラヒモビッチ 写真提供: Gettyimages

 元スウェーデン代表のFWズラタン・イブラヒモビッチがミラン残留の可能性に言及した。7日、イタリアメディア『RAI』が報じている。

 イブラヒモビッチは昨年1月にメジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーからミランへ復帰すると、39歳という年齢を感じさせないパフォーマンスでチームをけん引。昨年11月中旬には一時戦列を離れていたが、今年1月上旬に復帰。先月には自身のクラブキャリア通算500ゴールという偉業を達成するなど、ゴールを積み重ねている。

 同選手とミランの現行契約は今年6月に満了を迎えるが、現時点で両者は契約延長合意に達していない。また、ミランのパオロ・マルディーニTD(テクニカルディレクター)はイブラヒモビッチの去就について本人のフィジカルコンディション次第という見解を示していた。

 その中、イブラヒモビッチは『RAI』のメディアインタビューにおいて「僕には分からないね。様子を見よう。もしパオロ(・マルディーニ)が僕のことを望んでいるのであれば、それに応じるよ」と語っており、クラブ首脳陣の意向次第であることを強調した。

 現在は左大腿筋に問題を抱え、再離脱を余儀なくされているイブラヒモビッチだが、スクデット獲得に向けて復帰後に好パフォーマンスを発揮することが期待されている。