セリエA

イタリアサッカー連盟、政府に対し経済的支援を要求へ

写真提供: Gettyimages

 イタリアサッカー連盟(FIGC)がイタリア政府に対し、経済的な支援を要求する書類を提出するようだ。イタリア紙『コリエレ・デラ・セラ』が報じている。

 新型コロナウイルスの感染拡大により、甚大な被害に遭っているイタリア。死者は7500人を超えたと報告されており、国内リーグ戦も早々に中断が決まった。再開の見通しも不透明だ。

 その状況の中、FIGCは各クラブの財政面の危機的状況と支援の必要性をイタリア政府に主張するという。すでに、会談の日程も組まれているようだ。

 政府に対する提案には、年俸5万ユーロ以下(主にセリエBとセリエC)の選手たちへの経済便益(集団の幸福に繋がる利益)の要求も含まれているようだ。

 各クラブの赤字が他リーグに比べて目立つセリエA。試合が行えない中、各クラブの経済的なダメージも甚大だ。果たして、イタリア政府はどのような対策を打ち出すのだろうか。