セリエA モンツァ

イタリアのサッカー旅【第3弾】:ベルルスコーニのモンツァの試合を観戦!

写真提供: Uccheddu Davide

試合を観戦

第12節、モンツァ対ゴッザーノという試合だった。1試合だけを見てからの印象だけど、現在のモンツァは非常に攻撃的なチームです。高い位置でボールを回しながら、サイド攻撃を狙うパターンが多い。クオリティの高いチームです。

ゴッザーノは逆にランキング的に残留争いに絡まりそうなチームで、1位のモンツァを相手にDFを固めて、カウンター狙っていた。しかし、モンツァの攻撃に苦しんだ印象が全くなかった。あんな風に試合を運びたかったことがしっかり伝わっていて、とても冷静で戦った印象がある。

この2つのチームの1番の違いは交代選手にあった。ベンチの層が厚いモンツァは選手を交代しても全く影響がなかったが、ゴッザーノはメンバーを交代してからくずれ始めて、結果はモンツァの1-0の勝ちだった。

試合後のプレス・カンファレンス

試合終わってから、記者会見に参加させていただきました。Jリーグの試合とほとんど変わらなかったです。モンツァのスタジアムで唯一感じた日本との違いは監督のプレスカンファレンスも、選手の試合後のインタビューも同じところで行われることです。

セリエAのイメージがあるから、ジャーナリストと監督の間にもっと激しいトークになると思った。しかし、Jリーグのコンファレンスのように、以上に落ち付いた雰囲気だった。

最後の最後にゲストのためだけではなく、別の部屋でジャーナリストのためにもシンプルなケータリングがあって、疲れた記者たちも情報収集しながら、少し休むことができる。とても美味しかったです。これはモンツァにしかないサービスだそうです。

写真提供: Uccheddu Davide

帰り道の思い

帰り道はニコニコしながら運転していた。モンツァというクラブのイメージは以上に明るくて、正にミランが強かった時代のことが思い出されてた。ミラニスタの私にとっては10代に戻った感じだった。

次イタリアに戻るときも見に行きたいと思っています。皆さんも、もしミラノに行く機会があればモンツァの試合にも顔を出してみてください。チケットの値段は8ユーロ(約1,000円)からで、異常に安い料金で最高に楽しい一時を過ごすことができる。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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