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空中戦最強?今季リーグ戦でヘディングによりゴールを量産する選手6選

 欧州で活躍する数多くのストライカーには様々なタイプが存在しているが、空中戦に強いFWはビッグクラブのみならず、中堅・地方クラブにも存在する。そこで今回は今季の欧州主要リーグ戦でヘディングシュートにより6ゴール以上を叩き出している選手を紹介する。


ロベルト・レバンドフスキ

所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン

年齢:30

国籍:ポーランド

リーグ戦出場試合数:31

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):22(6)

 ヘディングに限らず、両脚も含めどのような体勢・シチュエーションからでもゴールに結びつけることができる生粋のストライカーであるレバンドフスキは、ブンデスリーガ第32節終了時点で22ゴールと得点ランキング首位に立っている。バイエルンもボルシア・ドルトムントを抜いて首位に立っており、ブンデスリーガ7連覇目前に迫っている。


クリスティアン・ストゥアーニ

所属クラブ:ジローナ

年齢:32

国籍:ウルグアイ

リーグ戦出場試合数:31

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):18(6)

 今冬にバルセロナからバックアッパーとして関心を寄せられたもののジローナ残留を決断したストゥアーニは、不動のセンターフォワードとしてシーズン開幕から10月上旬まで8ゴールを叩き出していた。ただ今年4月以降はネットを揺らす回数が減少すると、チームもリーグ戦6連敗を喫し残留争いに巻きこまれている。


クリス・ウッド

所属クラブ:バーンリー

年齢:27

国籍:ニュージーランド

リーグ戦出場試合数:37

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):10(6)

 わずか16歳にしてニュージーランド国内クラブからウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの下部組織に入団しているクリス・ウッドは191cmという長身を生かしたポストプレーやペナルティエリア内における打点の高いヘディングを最大の武器としており、今季はここまで半数以上のゴールを頭から叩き出している。


アレクサンダル・ミトロビッチ

所属クラブ:フラム

年齢:24

国籍:セルビア

リーグ戦出場試合数:36

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):11(6)

 セルビア代表として昨夏に行われたワールドカップ・ロシア大会のピッチに立ったアレクサンダル・ミトロビッチはやや性格に難があるものの、強靭なフィジカルを生かした相手DFとの競り合いで自身の持ち味を発揮する。ベルギーの強豪・アンデルレヒトから2015年にプレミアリーグに参戦しているが、今季はフラムの2部降格が決まっているため、今夏に所属クラブを変える可能性があるかもしれない。


カリム・ベンゼマ

所属クラブ:レアル・マドリード

年齢:31

国籍:フランス

リーグ戦出場試合数:34

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):21(8)

 バイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レバンドフスキと同様、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマもワールドクラスの点取り屋である。昨夏にポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ電撃移籍したことに伴い、チームは今季無冠に終わったものの、ベンゼマはチャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)なども含めてゴール数は30という大台に到達している。


レオナルド・パボレッティ

所属クラブ:カリアリ

年齢:30

国籍:イタリア

リーグ戦出場試合数:29

リーグ戦ゴール数(うちヘディングシュートでのゴール):13(9)

 20歳代前半までセリエBの複数クラブを転々と渡り歩いていたレオナルド・パボレッティはジェノアへのレンタル移籍をきっかけにセリエAでも存在感を発揮すると、2017年冬にはポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクの長期離脱によりストライカーを探していたナポリへ加入。その後カリアリでもチーム総得点の1/3以上を叩き出すなど、晩成型として本領を発揮している。