チェルシー レアル・マドリード

チェルシーのアザール、レアル行きの可能性について 「すでに決断を下した」

 チェルシーのベルギー代表FWエデン・アザールはすでに自身の去就について決断を下していることを明かしているようだ。現地時間5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2012/13シーズンより攻撃陣の主力としてチームを支えてきたアザールは現行契約で2020年夏まで契約期間を残しているが、以前から再三にわたりレアル・マドリード行きの可能性が取りざたされている。

 また昨夏のワールドカップ・ロシア大会で同選手が好パフォーマンスを披露したことやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがマドリードからユベントスへ電撃移籍を果たしたこともあり、アザールの去就は不透明な状況となっていた。

 その中チェルシーはアザールに対して30万ポンド(約4322万円)という破格の週給でオファーを提示するなど引き留めに努めていたが、クラブを率いるマウリツィオ・サッリ監督は同選手がチェルシーを退団する可能性があるという趣旨のコメントを残していた。

 そしてスペインのラジオ局『Radio Monte Carlo』の番組に出演したアザールは自身の今後について「すでに決断を下している。僕が何をするのか知っている」と語っているものの、具体的な内容への言及は行っていないようだ。

 マドリード移籍とチェルシー残留の選択に迫られていたアザールであるが、果たしてどちらの選択肢をとったのだろうか。