湘南ベルマーレは23日午前、浦和レッドダイヤモンズからDF岡本拓也を完全移籍で、MF武富孝介を1年間の期限付き移籍で獲得したことを公式発表した。
浦和レッズでプロキャリアをスタートさせた岡本は浦和レッズでトップデビューを果たしたものの出場機会に恵まれず、2016年シーズンより湘南ベルマーレに期限付き移籍で加入。今季はリーグ戦で残留争いを強いられていたものの、YBCルヴァンカップでは主力として優勝に大きく貢献していた。
また昨季に柏レイソルで上位躍進の立役者となっていた武富は今季、浦和レッズに加入したものの、リーグ戦で8試合の出場にとどまるなど不本意なシーズンとなっており、レイソル在籍時の2013年、2014年シーズンと同様にベルマーレへ加入する運びとなっている。
岡本はベルマーレへの完全移籍について「来季からは湘南が僕にとって正真正銘のホームになります。在籍は4年目になるので、黄緑色のユニフォームを着ることにどんな責任が伴うか、充分理解しているつもりです。その責任をピッチの上で果たし、自分だけでなくチーム全体の成長に貢献できるよう戦います。サポーターの皆さん、より上を目指すために、これからも共に戦ってください」とコメント。
そして浦和レッズサポーターに対しては「ジュニアユース時代から15年間籍を置いたレッズを離れることは寂しく、またその中でレッズの力になりきれなかったことに悔しさを感じています。それでも、長崎や湘南でプレーしているときも温かく見守ってくれたファン・サポーター、クラブ関係者のみなさんには感謝の思いしかありません。あらためてチームを離れることになりますが、レッズで育った人間としての誇りを持ち、これからのサッカー人生を歩んでいきたいと思います。赤く染まった埼スタのスタンドはいつまでも忘れません。15年間、本当にありがとうございました」と感謝の意を述べている。
また武富はプロキャリアで2度目となるベルマーレ加入について「湘南ベルマーレに加入することになりました武富です。みんなが躍動するこのチームでまた戦えることがすごく楽しみです。覚悟と決意をもってプレーします、一緒に戦いましょう!よろしくお願いします」とコメント。
そして浦和レッズサポーターに対しては「1年間応援していただきありがとうございました。このたび湘南ベルマーレに期限付き移籍することになりました。なかなかチームの力になれませんでしたが、赤いユニフォームを纏いみなさんと戦えたことを誇りに、そしてこのユニフォームに恥のないよう、全力でプレーしてきたいと思います」とコメントを残している。
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