チャンピオンズリーグ

今季のCLで準々決勝以降にVAR導入の可能性も決定時期は?

 今季のチャンピオンズリーグ(CL)で準々決勝からVAR(ビデオアシスタントレフリー)が導入される可能性があるようだ。22日、イギリス紙『ザ・タイムズ』がこれを伝えている。

 VARはワールドカップ・ロシア大会で本格運用されたことによりフットボールファンの間で大きな話題となったが、VAR導入により誤審の減少に繋がっていることが明らかになっている。

 欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は以前、CLにおけるVAR導入に否定的な見解を示していたものの、UEFAの幹部たちはこのVARが果たす機能を高く評価している模様。VAR導入に関する会議を来週以降に行い、9月末までに結論を出す方針であるようだ。

 なお、CLにおけるVAR導入については昨季のCL準々決勝の2ndレグにおいて後半終了間際の微妙なPKの判定により、レアル・マドリードに敗れたユベントスのアンドレア・アニェッリ会長が導入の必要性を求めていた。ここ数シーズンのCLでは微妙な判定により、試合後も物議を醸すことが多いだけに、周囲では一刻も早いVAR導入を求める声が大きいかもしれない。