22日に行われたJ1リーグ第17節、サガン鳥栖対ベガルタ仙台の一戦は1-0で仙台が勝利を収めた。
フェルナンド・トーレスのデビューが期待されたこの試合は、鳥栖がシュートを多く打ちながらゲームを進める展開に。しかし両者ゆずらずに前半は0-0で終了した。
後半に入ると50分、ついにトーレスがピッチへ。田川亨介との交代でセンターフォワードの位置に入った。
守備時には5枚のディフェンダーが並ぶ仙台に対して、鳥栖の選手たちは常にトーレスを見ながらプレー。トーレス自身も細かくポジショニングを変えながらボールを引き出そうとする。64分にはコーナーキックから惜しいヘディングシュートを放つなど、存在感を発揮した。
さらに71分にはカウンター気味の攻撃から、トーレスが左のハーフスペースに流れてボールを受けると、ペナルティエリア内から右足を振りぬくも、関憲太郎のセーブにあってゴールを割れない。
すると87分、仙台が先制に成功。途中から出場したジャーメイン良のクロスに、同じく途中から出場した西村拓真が合わせて1-0とした。
試合はこのまま終了。鳥栖はトーレスのデビューを勝利で飾ることができなかった。
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