Jリーグ 横浜F・マリノス

FC東京、ホームで5-2大勝。マリノス下し首位広島と差を詰める

 明治安田生命J1リーグ第17節、FC東京対横浜F・マリノスの一戦が行われ、5-1でFC東京がマリノスを下した。

 柏レイソルに1-0で勝利し2位の座を守ったFC東京と8点を奪う猛攻でベガルタ仙台を下したマリノス。ワールドカップ中断明けのゲームを制した両者の一戦を、先に動かしたのはFC東京。

 8分、ディエゴ・オリベイラがエリア外左側でファウルを獲得。これを太田宏介が、壁の外側から巻いてネットを揺らす。早い段階でFC東京が先制に成功する。

 追いつきたいマリノスだったが、前半の内にFC東京が2点目。田邉草民がミドルシュートを放つと、これがオリベイラに当たり、コースが変わってネットに吸い込まれた。FC東京が2-0と、リードを2点に広げる。

 マリノスの攻撃を跳ね返し続けたFC東京が前半終了間際に3点目。カウンターから東慶悟が田邉にラストパス。抜け出した田邉は飛び出していた飯倉大樹をかわして、DFに突かれながらもゴールに流し込んだ。試合は3-0でハーフタイムへ。
 
 迎えた後半、少しづつではあるがペースを取り戻しつつあったマリノスをFC東京が突き放す。60分、ゴール前でもつれたところから、エリア中央で高萩洋次郎がエリア内左でフリーの東慶悟にラストパス。これをネットに突き刺して4点目。FC東京が勝利を決定づけるゴールで試合は4-0に。

 64分にはCKから混戦となったエリア内で岡崎慎が押し込み5点目。FC東京が5-0とし、リードは5点に。ただ、直後の69分に天野がエリア内で米本択生に倒されPK獲得。これをウーゴ・ビエイラが冷静に沈め、マリノスが1点を返す。試合は5-1に。

 89分に山田康太のゴールでマリノスが1点を返したものの試合終了。勝利したFC東京は首位サンフレッチェ広島との勝ち点差をを7に縮めている。