ワールドカップ 代表チーム

日本とベスト16で対戦のベルギー、指揮官がチーム状態に手応え感じる

 ベルギー代表のロベルト・マルティネス監督はワールドカップ・ロシア大会・グループステージ最終戦のイングランド戦で1-0で勝利した後、準々決勝でブラジルと当たる可能性があることを認めた。一方、同監督は最高の敵を倒すためには最善の準備が必要だと示し、先を見据え過ぎず、目の前の対戦相手に集中することを強調した。

 試合後のインタビューにてマルティネス監督は「私たちは多くの可能性やチームワークを生み出すチームを作らなければならない。全員がチームの一員だと感じられるようにする必要がある」と語っている。

 またイングランドとの一戦では先発メンバーを第2戦から9人入れ替えている。マルティネス監督は今大会初先発を果たしたDFビンセント・コンパニやMFマルアン・フェライニ、そして決勝ゴールを叩き込んだMFアドナン・ヤヌザイらのパフォーマンスに対して「満足している」と述べた上で「サッカーにおいて大きな変化はまとまりを困難にするが、私は全く気にしていなかった。チームに貢献したいと思う選手が多くいて、私は彼らにチャンスを与えようと思っただけだ。私は一歩ずつ着実にチームが進んでいくことを求めており、ここまではとてもうまくやってきている」と語っている。

 3連勝でグループリーグ突破を決め勢いに乗るベルギー代表。マルティネス監督はチームが一つになっていると手ごたえを感じており、最善の準備をして日本戦に臨んでくるだろう。